【年金】個人年金共済のお勉強その1
個人年金共済のメモです
○個人年金共済とは
生命保険会社と企業年金保険契約を締結している年金共済です。
生命保険会社の用意している積立ということですね。
○メリット
節税があります。
税制適格コースという商品を購入すると個人年金保険料控除の対象となります。
・所得税
年間の支払保険料額 控除金額
25,000円以下
支払保険料の全額
25,001円〜50,000円
(支払保険料等×1/2)+12,500円
50,001円〜100,000円
(支払保険料等×1/4)+25,000円
100,001円以上
一律50,000円
・住民税
15,000円以下
支払保険料の全額
15,001円〜40,000円
(支払保険料等×1/2)+7,500円
40,001円〜70,000円
(支払保険料等×1/4)+17,500円
70,001円以上
一律35,000円
わたしは年に68,000円に支払っています。
控除額は、
所得税で42,000円
住民税で34,500円
となります。
これが課税標準額となりますので、それぞれ税率をかけてみます
所得税と住民税どちらも10%とすると、
所得税 4,200円
住民税 3,450円
年7,650円の節税となるはずです、
所得が増えていくと、所得税は20%となるので、よりお得感は増しますね
ほかにメリットは、脱退は任意にできます。ここがイデコと違うかなと思ってます。早くやめると元本割れのリスクはありますが。
積立が掛金の受け取り方は、受取時に選ぶことができます。
退職金みたいに一時金として受け取る
か
年金として少しずつ受け取る
○デメリット
リターンはどうかというと、パンフレットを確認してもはっきりわかりません
これがいまいちですよね、調べたらわかるんですかね。
月払は、一口2,000円から
ボーナス払いは、一口年20,000円から
加入できます。
それぞれ一口退職までの25年積立すると、
月払分では、掛金が600,000円
ボーナス払いでは、掛金が500,000円
となります。
で、60歳退職時に一時金として全て受け取るとすると、
月払分では、676,600円
ボーナス払いでは、564,100円
となるようです。
これも確実ではないようですが、、
ちなみに、私は月払いが2口、ボーナス払いは1口加入しています。
退職時の受け取り金額は、1,917,300円となるようです。
節税効果も踏まえた実利回りを計算してみました。
1.79%となりました。
○まとめ
利回りを計算してみたところ、
銀行の定期積立が、0.002%の時代なので、
まあいいような気もするんですが、
投資信託の利回りが3〜5%くらいと言われています。
税引き後の利回りが3%と控えめに設定して、今支払っている68000円の25年間運用した場合を計算してみました。
2,450,000円となりました。
もちろんリスクはありますが、今のところは個人年金共済はやめて、株式投資に回したいと思います。